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12: マロン名無しさん 2013/07/21(日) 04:04:20.58 ID:4Qj9GWA3
293 愛蔵版名無しさん sage 2013/07/21(日) 00:59:27.93 ID:???
ナウシカは大きな過ちを三つ犯してる
まずは殺人
口では綺麗事言いながら戦の先頭に立って人を殺してるカマトト
つぎが自殺
自らの命さえ粗末に扱う奴が命の尊さを語る資格などない
最後が嘘
核心に触れず民衆を欺き通すその歪んだ精神

これらの根本的な要因から見てもナウシカの行動が誤りであった事になんら疑いの余地はない

以上


14: マロン名無しさん 2013/07/21(日) 05:27:57.71 ID:???
墓は大きな間違いを3つ犯している
まずは殺人
いきなり自我を壊す破壊光線、トルメキア兵を皆殺しにした
次が人類改造
人に創られた生物が、人に承諾も得ずに人類改造を施し光だと語るなど正気じゃない。
最後が嘘
ゆるやかに交代していくだろうなどど言いながら、核心に触れず人々を騙して改造してしまおうとするその腐った精神

これらの根本的な要因から見ても墓の知能が腐ったモノである事になんら疑いの余地はない

以上


16: マロン名無しさん 2013/07/21(日) 11:36:03.28 ID:4Qj9GWA3
墓の見解=墓の製造者の入力した設定=旧人類のごく一部の人間の自己弁護だからな。
墓の製造者が虚無化してて地球を汚染破壊した旧人類(現人類)は滅んでしまえ、その後は理想的な人類に惑星を託す、
みたいな発想で暴走した結果が腐海と墓かもしれん。


17: マロン名無しさん 2013/07/21(日) 16:40:24.12 ID:???
腐海はまぁ環境汚染が酷くてこれでは住めないから、戻そうだから理解できるけど、
墓の設計者は完全に虚無ってるな。
人間の醜い部分など滅んでしまえ、残った部分だけが美しい・・・。
みたいな狂気を感じる。

まさに、闇から産まれたモノは闇に帰れだな。


18: マロン名無しさん 2013/07/21(日) 18:13:53.52 ID:???
オームの血の色と墓の色が一緒だから、
腐海と墓を創った設計者は一緒っぽいな。

って事は現人類が清浄の地に適応できないようにわざと作った可能性が高いな。
腐海の浄化システムで、人類を絶滅の危機においやり
墓で絶滅するから、交代させろと脅すやり方だな。


19: マロン名無しさん 2013/07/22(月) 00:53:06.67 ID:xHyB1I2u
墓に旧人類の知識や技術を保存し、庭に文化を保存するってことはさ、
腐海によって文明文化が加速的に衰退することを前提にしてるってことなんだよな。
人類は長期間苦しんで滅べっていう意図を感じる。


22: マロン名無しさん 2013/07/27(土) 18:51:35.51 ID:???
ナウシカはニヒリズムに溺れた挙句、
オームや腐海に価値があり、愛してる癖に、何故かニヒリズムである。
復活後、とりあえず虚無って単語を取り込んだ為、ニヒリズムである。

そして積極的に行動したから、ニーチェの能動的ニヒリズムに変化して、
色んな生命の本質に、大切な価値感があると訴えているのに、ニヒリズムである。
そして、墓をぶち壊すのがナウシカの愛

これこそが、ニーチェの訴えた能動的ニヒリズムである。
そしてこれが墓派である。


23: マロン名無しさん 2013/07/27(土) 19:01:54.41 ID:???
あるがままを受け入れた結果、ナウシカは人間に絶望し
王蟲と共に森になろうとした
それが自然に帰る事だと思ってな
ここまではニーチェの受動的ニヒリズム

そこから能動的ニヒリズムへと変わっていく
つまり生きることも、死ぬことも、意味は同じことで
この世のあらゆる事象全ては無価値であることを積極的に受け入れていく

破壊と慈悲の混沌
全てを滅ぼすことが唯一ナウシカが出来る慈悲の心なんだよ


24: マロン名無しさん 2013/07/27(土) 19:04:00.36 ID:???
まずはナウシカにおける全体を通したテーマは虚無である
そして後半において強く描かれる事になるのがマルクス主義の崩壊
強者に対して持つルサンチマン(弱者側の憎悪、嫉妬)が、
生命の尊重や人権、道徳、法律といった正義の思想をつくり、強者を縛りつけるわけだが
今度は自らが作った人による人の支配に耐えられなくなり、神を創ってしまう

だが、人は神への服従に耐えられず、神に対するルサンチマンを持つ、
それがやがて自分へ精神を抑圧し、強い禁欲の倫理観がうまれる
現世において罪人として生き、来世において救われるという考え方である

ニーチェは弱者が強者よりも道徳的に善であるとする価値観を「奴隷道徳」と呼んで否定した
「力への意志」を抑圧することで生み出される
「ツァラトゥストラはかく語りき」にて「賢者」たちが全ての物事を思考可能なものにしようとする
「真理への意志」の正体が、一切を精神に服従させようとする「力への意志」であると批判している
すなわち、力への意志はルサンチマンと当初密接な関係があり、否定的なものとして記されていた

しかしやがてニーチェは力への意志を肯定的な概念としてとらえ直す
あえて積極的にニヒリズムを肯定し、ニヒリズムを克服することが力への意志となり得るのである
「我がものとし、支配し、より以上のものとなり、より強いものとなろうとする意欲」
「無価値である今を見ず、ただ未来だけを見据える意思が唯一価値の無い世界において意味を持つ」
ツァラトゥストラの言葉はナウシカのラスト部分の考え方に影響を与えるものである

「虚無を知る(価値を崩落させる)」これがニヒリズムの第1歩

そして、ニヒリズムは二つの態度となって現われる
それが受動的ニヒリズムと能動的ニヒリズム


25: マロン名無しさん 2013/07/27(土) 19:05:39.21 ID:???
ナウシカにとって信じていたキリスト教的なものは王蟲であり腐海
王蟲や腐海を神聖視していたナウシカや上人様、あるいは森の人らにとって
現世の苦しみは神がもたらせたものだと信じ込んでいた
なぜこれほどまで我々は苦しまねばならないのか、その苦悩がやがて徐々に
神や宗教的な観念への不信感を招く(神へのルサンチマン)
やがて神や宗教が虚無なものであるということが発覚してしまうと
ナウシカらは既存の価値観や理想を喪失してしまった

目指すべき理想を見失えば、確たる価値観を失ってしまう
自分達自身を評価する尺度そのものが無くなってしまうから
良いか悪いかわからない、それが結局今日も明日も明後日も同じことが繰り返される
それをニーチェは「永劫回帰」と言った
普通は永遠回帰の泥沼から抜け出すのが道理なんだがそこから脱却するためにも
理想や価値観は必要になってくる、だがニヒリズムは理想や価値観を失う

ここで「力の意思」という概念が出て来る
にもある「無価値である今を見ず、ただ未来だけを見据える意思が
唯一価値の無い世界において意味を持つ」
これで虚無を克服できると言ったのがニーチェな

ナウシカ等滅ぶと定められた種族が無価値のなかに価値を見いだすとしたら
ただ未来だけを見据える意思しかないだろう
王蟲の心の中を覗いた時、王蟲は役割を終えて滅ぶことがわかりながら無価値である今を見ず、
浄化された未来のため、ただひたすら今を一生懸命生きてる事が唯一の価値なのだと
ナウシカは虚無の深淵でそれを実際見て来たんだから


34: マロン名無しさん 2013/08/10(土) 10:07:14.88 ID:Dm5Qny7I
王蟲が突進してきたときに巨神兵を使おうとしていたのはいいと思った。
あの女の司令官の判断はいい。
「今使わなくていつ使う」。ちょっと林修先生みたいだ。




引用元:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1374284394/